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子宮蓄膿症
歯石除去




子宮蓄膿症

子宮蓄膿症とは、子宮内に細菌感染が起こり、膿が貯蓄する病気です。
症状としては、元気・食欲の低下、多飲多尿、お腹が膨らむ、嘔吐、下痢などがみられます。
こちらの病気は、中高齢で出産経験のない犬に起こりやすく、避妊手術で予防することができます。
重症例では、一刻を争うこともあり、貧血や子宮破裂などにより、死に至る可能性もあります。
治療としては、子宮・卵巣を取り除く手術が第一選択ですが、持病があったり、他の臓器にも問題が発生している場合は麻酔のリスクが高くなります。
手術が難しい症例では、内科療法となりますが、卵巣から分必されるホルモンの影響が続く限り、再発のリスクがあります。
このため、若く健康な時に避妊手術で予防することがすすめられます。

歯石除去

歯の表面に付着している歯垢や歯石を放置しておくと歯周病になります。
歯周病の症状としては、口臭、歯肉や口腔内粘膜の炎症、痛みによる食欲の低下などがあります。悪化すると歯瘻(歯根周囲の骨が溶けてトンネルが作られ皮膚に穴が開くこと)や口鼻瘻管(上の歯が抜けて上顎骨に穴が開き口腔と鼻腔が貫通すること)になります。
一度歯石が付着すると歯ブラシでは取ることができないため、根治的な治療としては麻酔をして歯石除去および抜歯をする必要があります。
歯石を除去した後は、再び歯周病にならないようにご自宅でのデンタルケアが大切になります。

★おすすめのケア★
歯ブラシ、デンタルペースト、デンタルジェル、デンタルガム、サプリメント(歯磨きが難しい子におすすめ!)

当院では、歯科用レントゲンを用いて歯根部分の状態を確認し、適切な処置を行っています。(全顎抜歯、部分抜歯、顎骨骨折の整復など)
歯石除去後は2種類の研磨剤を用いて、ポリッシングを行っています。歯の表面をツルツルに磨くことで、歯石が付着しにくくなります。


ビフォー                    アフター

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